休職した結果、給料が激減
数年前の過去の話となるのですが、借金返済しなければならない金額が雪だるま式に増えて、すごく怖い体験をしました。
私は、既婚者で夫がいるのですが、仕事で集中できない、体が常にだるいという症状が出たため病気の可能性があると考えて、総合病院で診てもらいました。
その診察結果は、うつ病状態にあるという事です。
うつ病を隠して、会社で働いてもきっと仕事でミスをするだろうとの判断から、夫は会社を休職しました。
休職中は所定の期間だけですが傷病手当を貰えるので、まったくの無収入という事にはなりませんでしたが、それでも、働いていたことろ比較すると給与は半分程度になってしまいました。
元々、毎月やっと赤字にならずに済んでいるという家計だったので、家計が火の車になるのは明らかでした。
私がパートに出て家計を支えればよいのですが、1歳になる幼児がいるので、それもままなりません。
食料品などの必需品は買わないわけにはいかないので、クレジットカードの分割払いで購入しました。
また、どうしても現金が不足した時には、カードでキャッシングをしてしのぎました。
その様なカードに依存した状態だったので、信販会社への借金の合計額はどんどん増えていきました。
はっきりいて、使った翌月に郵送で来る、請求書の封筒を開けるのが怖かったです。
借金返済の不安
本当の所、夫に借金返済について相談できれば良かったのですが、もし相談してお金の事で不安にさせてしまうと病状が悪化すると思ったので、借金の事は相談せずに私一人でどうしようかと悩んでいました。
借金をするために使っていたクレジットカードは、私がかつて働いていた頃に作った自分名義の物だったので、夫には借金をしていることを秘密にすることが出来ました。
ですが、私自身は返済の不安で精神的に押しつぶされそうになりそうでした。
夫は半年ほど仕事を休んでいたのですが、その間の借金総額は40万円ぐらいになりました。
幸いにも、夫は自宅で療養できた様で、半年の休職期間を経て仕事に戻ることが出来ました。
夫の給料が入ってくるようになったおかげで、現在は毎月少しずつ借金を減らすことが出来ています。
私はこのまま、夫が仕事が出来なかったらどうなるのかとすごく心配していましたが、いらぬ心配となって幸いだと感じています。