仕事の解雇により自己破産(30代男性)
今回はある30代男性の自己破産記録についてみてみたいと思いますが、一般的に自己破産後の人生は最悪、このように思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際のところはどうなのか、こちらの自己破産をして数年という男性の体験談をみてみます。
彼が自己破産になってしまった原因は複数あって、一番大きな原因がリストラです。
不況が長引く昨今、自分にもリストラの魔の手が忍び寄っているのではないかと不安に思っていた矢先のことでした。
務めていた会社から解雇通知を受け取り、さらに彼には問題が山積みです。
彼には大きな借金があって、ギャンブルで積もりに積もった借金は、会社からの給与があってなんとか月々の支払いを乗り越えているという状態でした。
そこにリストラという問題が発生してしまったので、彼の支払い計画は頓挫してしまったのです。
債務整理の必要性から、無料相談を利用してみたところ、任意整理では厳しいことがわかり、自己破産が最良の手段であることがわかったそうです。
しかし、自己破産＝人生の終わりという考え方の彼がそれを受け入れるまでには時間が必要だったようで、様々な情報を駆使してやっと今後の人生の見通しができるようになったようです。
特に大きかったのが、実際に自己破産をして、その後の人生を楽しんでいる一人の男性の体験談だったようで、お金だけが人生の楽しみじゃないことがわかり決心したとのことです。
そして、自己破産の手続きを終えて、再スタートを切った彼ですが、以前までは借金をするのが当たり前の生活でしたが、借金をしない生活というものもあるということを知り、とても新鮮な気分とのことです。
また、利用できるお金が制限されたことによって、今までは見えなかったものも見えてくるようになり、小さな幸せを発見する楽しさというものにも芽生えたようです。
このように、実際に自己破産をしても人としての最低限度の暮らしをしている人もいます。